「助成金や寄付金を活用した活動事例から学ぶ~ファンドレイジング入門~」を開催して(報告)
当法人が共催した「助成金や寄付金を活用した活動事例から学ぶ~ファンドレイジング入門~」を10月19日に開催しました。
前半は、ふくしま百年基金 代表理事 山﨑庸貴氏から「ファンドレイジングの基礎と助成金獲得の秘訣」と題し、資金調達方法についてを分かりやすく、具体的に講義していただきました。ロジックモデルを頭に入れながら、助成金申請を組み立てることがポイントだとおっしゃっていました。
後半は、NPO法人With優 代表理事 白石祥和氏から「寄付金5万円から始まった挑戦~寄付で繋がる地域づくり~」と題し、団体設立の経緯から寄付金や助成金等の立ち上げからの変遷、その時々の想いをお話してくださいました。その想いの深さに、参加者一同、聞き入っていました。
長年、With優に寄付をされている企業の方には、インタビュー形式でお話を伺いました。「寄付はただするわけではなく、コミュニケーションの一つ。」「事業をどんなふうに運営しているのか、どんな思いで活動をしているのか」そういうことが、ダイレクトに伝わってきたことが継続的に寄付で応援する結果になったとおっしゃっていました。
質疑応答の時間には、さまざまな質問があり、時間ぎりぎりまでお答えをしていました。
日本ファンドレイジング協会東北チャプターとの共同開催は始めてでしたが、主催者の方と、たびたび打ち合わせを行い、準備を整えました。
会場の仕様に対して準備物が多く、 心配をしていたオンライン配信でしたが、当日はマニアックな機材?もしっかりと準備していただき、大きなトラブルもなく安心しました。
当日の参加者は、会場 9名、ZOOM 16名、合計25名。
アンケートの結果も評価がとても高く、 皆さんの資金調達に対する意識の高さが伺えます。 会場では「寄付者の話を聞けたことがとても新鮮だった」という声が多かったです。
活動資金の性質を知り、活動に役立つように、これからも学んでいきたいと思いました。